指標まとめ
銅価格を読む指標まとめ(毎日・週次・地合い確認)

銅価格を追うときに「情報が多すぎて何を見ればいいかわからない」を解消するための実務向けガイド。
このページでは、指標を「毎日」「週次」「補助(地合い確認)」に分けて、判断に直結する順番で整理する。
【まずこれだけ見る(最短ルート)】
1. LME銅
2. USD/JPY
3. Warrant日次
4. 国内建値(改定日)
この4つを日次で確認すれば、仕入れ・在庫・売値判断の土台が作れる。
【最重要(毎日)】
LME銅
世界の銅価格の基準で、国内建値の起点。
USD/JPY
円安・円高を通じて輸入銅コストに直結。
Warrant日次
今すぐ引き渡せる在庫で、短期需給の先行指標。
国内建値(改定日)
国内取引の実務価格そのもの。
【重要(週次)】
off-warrant月次
潜在在庫の増減で中期の供給余力を見る。
Warrant比率
顕在在庫と潜在在庫のバランスを数値化。
銅ETF(COPX)
銅セクターへの市場期待を反映する先行温度計。
FCX
大手銅鉱山株で、供給側見通しと投資心理を映す。
USD/CNY
中国の輸入採算・需要心理を通じてLMEに波及。
【補助(地合い確認)】
米10年金利
金利環境の変化で景気・商品資金フローが動く。
VIX
リスク回避の強さを示し、市況の地合い確認に有効。
名目実効ドル指数
ドル高/ドル安の広い圧力を把握。
WTI/Brent/ガソリン
エネルギー・物流コスト経由で銅コストに影響。
製造業生産・新規受注・設備稼働率
実需(工業需要)の強弱を示す。
建設支出・住宅着工・建設許可
建設由来の銅需要の先行把握に有効。
GDP/CPI/PPI
景気・インフレ・企業コストの大局を確認。
チリ・ペルー生産
主要産地の供給動向を直接チェック。
SPY
株式市場全体のリスク選好を示す地合い指標。
【実務での使い方(3ステップ)】
1. 毎朝、最重要4指標を確認する。
2. 週1回、重要5指標で方向感を補強する。
3. 補助指標で「いまは強気地合いか、様子見か」を調整する。
【チェック頻度の目安】
毎日更新を見る指標
LME銅、USD/JPY、Warrant日次、国内建値(改定日)
週次で十分な指標
off-warrant月次、Warrant比率、COPX、FCX、USD/CNY
地合い確認用
金利、VIX、ドル指数、エネルギー、景気系マクロ、産地生産、SPY
まとめ
「LME・為替・在庫・国内建値」を軸に、週次で補強し、補助指標で地合いを確認する。
この順番を固定するだけで、銅価格の判断精度は大きく上げられる。