指標まとめ

銅価格を読む指標まとめ(毎日・週次・地合い確認)

2026年2月19日

銅価格を読む指標まとめ(毎日・週次・地合い確認)

銅価格を追うときに「情報が多すぎて何を見ればいいかわからない」を解消するための実務向けガイド。

このページでは、指標を「毎日」「週次」「補助(地合い確認)」に分けて、判断に直結する順番で整理する。

【まずこれだけ見る(最短ルート)】

1. LME銅

2. USD/JPY

3. Warrant日次

4. 国内建値(改定日)

この4つを日次で確認すれば、仕入れ・在庫・売値判断の土台が作れる。

【最重要(毎日)】

LME銅

世界の銅価格の基準で、国内建値の起点。

USD/JPY

円安・円高を通じて輸入銅コストに直結。

Warrant日次

今すぐ引き渡せる在庫で、短期需給の先行指標。

国内建値(改定日)

国内取引の実務価格そのもの。

【重要(週次)】

off-warrant月次

潜在在庫の増減で中期の供給余力を見る。

Warrant比率

顕在在庫と潜在在庫のバランスを数値化。

銅ETF(COPX)

銅セクターへの市場期待を反映する先行温度計。

FCX

大手銅鉱山株で、供給側見通しと投資心理を映す。

USD/CNY

中国の輸入採算・需要心理を通じてLMEに波及。

【補助(地合い確認)】

米10年金利

金利環境の変化で景気・商品資金フローが動く。

VIX

リスク回避の強さを示し、市況の地合い確認に有効。

名目実効ドル指数

ドル高/ドル安の広い圧力を把握。

WTI/Brent/ガソリン

エネルギー・物流コスト経由で銅コストに影響。

製造業生産・新規受注・設備稼働率

実需(工業需要)の強弱を示す。

建設支出・住宅着工・建設許可

建設由来の銅需要の先行把握に有効。

GDP/CPI/PPI

景気・インフレ・企業コストの大局を確認。

チリ・ペルー生産

主要産地の供給動向を直接チェック。

SPY

株式市場全体のリスク選好を示す地合い指標。

【実務での使い方(3ステップ)】

1. 毎朝、最重要4指標を確認する。

2. 週1回、重要5指標で方向感を補強する。

3. 補助指標で「いまは強気地合いか、様子見か」を調整する。

【チェック頻度の目安】

毎日更新を見る指標

LME銅、USD/JPY、Warrant日次、国内建値(改定日)

週次で十分な指標

off-warrant月次、Warrant比率、COPX、FCX、USD/CNY

地合い確認用

金利、VIX、ドル指数、エネルギー、景気系マクロ、産地生産、SPY

まとめ

「LME・為替・在庫・国内建値」を軸に、週次で補強し、補助指標で地合いを確認する。

この順番を固定するだけで、銅価格の判断精度は大きく上げられる。