2026-03-16
LME続落と国内建値-4万円:円安は小幅下支え、在庫高止まりで上値重い
3行要約
- LMEは前日比で約-1.1%下落、在庫はわずかに減少も30万t台維持で重い地合い。
- 国内建値は約-1.9%の引下げ。為替は小幅円安で下支え、WTIは約+2.1%上昇。
- 米ケネコット銅山の操業停止が供給リスクだが、市場影響は期間次第で現時点は限定的。
今日の銅相場スナップショット
- 国際価格は前日比で約-1.1%の下落、在庫は約-0.2%の小幅減にとどまり上値を抑制。
- 国内指標は約-1.9%の引下げで国際安を追随。
- 為替は仲値・終値ともに小幅な円安方向、原油は約+2%の上昇でコスト上振れ。
なぜ下がったのか
- 在庫が30万t台で高止まりし、買い上がりの動機が弱いなか、マクロ不透明(ドル高基調、中国指標待ち)で戻りが鈍化。需給面の決め手を欠き、短期は下方向が確認された形。
国内建値への影響
- 国内建値は約-1.9%の引下げ。円安は下支えだが、今回は国際価格の下落圧力が上回った。実務面では、短期見積や在庫回転に即時反映が必要。
今後の注目点
- 供給: ケネコット操業停止の期間・処理能力影響。他鉱山・製錬で計画外停止が出るか。
- 在庫: 30万t台からの方向性(増勢か減勢か)。増勢なら上値更に重く、減勢なら戻り余地。
- マクロ: 中国PMI・政策示唆、米金利・ドル指数。エネルギー価格の高止まりがコストに与える波及。
まとめ
- 短期はレンジ(おおむね12,700〜13,000相当のゾーン意識)。供給ニュースと在庫動向に素早く対応しつつ、為替の下支え効果は限定とみるのが無難。